無料版pCloudの利用可能容量は?有料版との違いは?6つの観点徹底比較

今回は、買い切りプランで有名なクラウドストレージサービス pCloudの無料版と有料版を徹底比較します。

無料版 pCloud

容量

無料版pCloudでは、新規登録をすると2GBのストレージが付与されます。

また、チュートリアルの完了や友達紹介などで最大10GBまでを拡張することができます。

なお参考までの他のクラウドストレージの無料プランでの容量を以下にまとめておきます。

無料版pCloudの登録リンクはこちら

他のクラウドストレージサービスの無料版における利用可能容量

  • Google Drive:15GB
  • Dropbob:2GB
  • OneDrive:5GB
  • iCloud:5GB
  • Box:10GB
  • MEGA:20GB

ファイル履歴

無料版のアカウントでは、ファイルのバージョン履歴として過去15日間遡ることができます。

ファイルバージョン履歴機能を利用すると、仮に間違ってファイルを上書きしてしまった場合も、過去のファイルに戻すことができます。

共有リンクのトラヒック

無料版では、月に50GBまで共有リンクでの通信が許可されています。

例えば、2GBの動画を共有する上では、25回は共有リンク経由でのダウンロードが可能ということです。

他のクラウドストレージサービスでは、共有リンクの通信量が制限されていないことが多いですが、pCloudでは無料版では少し少なめに設定されています。
一方で、無料版pCloudで保存可能な容量が2GB~10GBですので、50GBの共有リンク経由の通信量が可能であればほとんどの人にとっては問題ないと思います。

なお、この通信量の制限はあくまでも共有リンク経由での通信の制限であり、自身のアカウントでログインしてデータをアップロード・ダウンロードする場合は全く関係ないのでご安心ください。

共有リンク機能

共有リンク機能は、無料版でも基本的な機能はすべて利用することができます。

pCloudのファイル共有のやり方は?スマホから設定・動画共有は可能?

パスワードや有効期限を用いた共有リンクの保護機能は無料版では利用することはできません。

アプリ利用やpCloud Drive

pCloud専用アプリの利用や、pCloud Drive の利用などは無料版と有料版で差異はなく、無料版でも専用の便利アプリを利用することができます。

pCloud Driveの特徴・使い方は?注意点も解説!かなり便利に利用可

その他の機能

その他の機能として、クライアントサイド暗号化を実現する pCloud Encryption などは残念ながら無料版には含まれておりません。

有料版 pCloud

無料版と比較すると有料版は細かな違いがありますが基本的には、「とにかく容量が増えるだけ」と考えておくと良いと思います。

容量

容量は、契約するプランによりますが、それぞれのプランごとに500GB~10TB利用することができます。

  • Premium:500GB
  • Premium Plus:2TB
  • Ultra:10TB

各容量ごとの値段はこちらの記事をご覧ください。頻繁にセールが開催されているため、こちらのセール会場経由で登録することでお得に利用できます。

また、pCloudの買い切りプランでは利用可能容量をどんどん買い増すことも可能です。そのため、実質的にはほぼ無制限にデータを保管・管理することができます。

ファイル履歴

Premium以上の有料プランでは、デフォルトでファイルのバージョン履歴の期間が、無料版の15日から30日に延長されます。また、追加オプションの「Extended File History」を購入すると、履歴を1年間保持することができます。

公式サイト:Extended File History

1年間あれば、間違ってファイルを消去・編集してしまった時や、ランサムウェア対策としても活用できます。

共有リンクのトラフィック

こちらも、有料プランの中でもプランごとに異なります。いずれのプランにおいても、ほとんどの人には問題のないレベルの容量が付与されます。

  • Premium:500GB
  • Premium Plus:2TB
  • Ultra:2TB
2TBの共有リンク通信量があれば、4Kの動画を多くの人に共有しても、全く問題なく利用できます。

共有リンク機能

有料版では、パスワードや有効期限の設定、ブランディングの設定などを共有リンクにおいて制限なく利用することができます。

以下の記事でpCloudのファイル共有について情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

pCloudのファイル共有のやり方は?スマホから設定・動画共有は可能?

アプリ利用やpCloud Drive

こちらも、無料版と同様にすべての機能を利用することができます。

その他の機能

クライアンドサイド暗号化機能は、有料版単体を購入するだけでは利用することはできません。

追加で pCloud Encryptionのオプションを追加購入するだけで、クライアントサイド暗号化を利用できるようになります。

まとめ

途中でも述べましたが、細かな違いはあれど基本的には、無料版pCloudと有料版pCloudの違いは保存可能な容量が大きく異なることだけになります。

そのため、pCloud有料版の契約を検討されている方はまずは無料版pCloudを使ってみて、その上で良さそうであれば有料版pCloudに乗り換えることをお勧めします。

その際、pCloudでは頻繁にセールを開催しており、セールによって通常金額よりも1~3万円程度お得に有料版pCloudを契約できます。

当サイトでは以下の記事において、毎日開催されているpCloudのセール情報をまとめていますので、ぜひ有料版契約の際は参考にしてください。

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また当サイトでは、pCloudに関する記事を複数投稿しております。クラウドストレージ選びなどに役立つ情報を発信しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

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