今回は、U-NEXTにおいて「海外からのアクセスと判定したため再生できません。(467)」が出てしまった時の原因と対処方法を説明します。
結論
- 原因:国外からのアクセスと検知されてしまい、映像配信対象外と判定されてしまったため
- 結論:Private Relayやデータセーバーを利用している場合は機能をオフにする。国外からU-NEXTを利用したい場合はVPNを利用する
原因
多くの動画配信サービスは、動画の配信対象とする国や地域を限定しています。
そのため、日本を対象としている動画配信サービスでは、日本国外への動画配信がされないようにアクセスしてきたユーザーの国や地域情報をもとに、自動的に動画配信をブロックする機能が導入されています。
以下の記事のように、他にもHuluやNetflixなどの動画配信サービスでも同様に仕組みが導入されております。
iCloud プライベートリレーが原因かも
日本からU-NEXTを利用しようとしたのに、このエラーメッセージが表示されてしまうことがあります。その場合は、iPhoneであれば Private Relayが原因であることがあります。
iPhone Private Relayとは、iPhoneでWebブラウジングする際のユーザのプライバシーを保護するために、あなたのスマートフォンから直接Webサイトにアクセスするのではなく、一度別のサーバを介して通信を行うようにする仕組みです。
本来であればこの仕組みによりユーザのプライバシーが保護されるのですが、その副作用としてユーザがどの国からアクセスしてきたか?という情報をWebサイトが判定することができなくなってしまいます。
今回のU-NEXTのケースでは、Private Relayによってユーザが日本国外からアクセスしてきたとU-NEXT側に判定されてしまったことになります。
Private Relayの解除方法は以下のApple公式サイトのドキュメントを参照してください。
iPhoneでiCloudプライベートリレーを使ってWebブラウズを保護する
データセーバーが原因かも
WebブラウザのChromeでは、インターネット利用時の通信量を自動的に削減してくれる データセーバーというの機能が導入されております。
この機能を導入すると、先ほど説明した iCloudプライベートリレーと同じように、あなたの通信が一度Googleのサーバを経由して行われるようになります。
その結果として、U-NEXT側からはあなたがまるで、日本国外からアクセスしてきたかのように見えてしまい、ブロックにつながってしまうのです。
もし、データセーバーの機能を利用している場合は、この機能をオフにして再度アクセスしてみてください。Chromeのデータセーバーのオフにする手法は以下の公式サイトのドキュメントを参照してください。
国外にいることが原因
そもそもあなた自身が、出張や留学などで海外にいる状態でU-NEXTにアクセスしていることが原因の可能性もあります。先ほど述べたように、U-NEXTは日本国内からのアクセスを対象としたサービスであれば、国外からはアクセスできないようにする機能が導入されております。
解決策:VPNを利用すればアクセス可
VPNサービスを利用することで、あなたが国外にいても日本からのアクセスであるように装うことで、U-NEXTなどの動画サービスを利用することが可能になります。
VPNサービスを利用すると、あなたのスマホやパソコンと通信先のWebサイトの間に別のパソコンを設置して、そのパソコン経由ですべての通信が流れるようになります。
この際に、日本に設置されているパソコンを経由するように設定することで、U-NEXTなどの動画は新サービスからは、日本からのアクセスであると検知させることができるようになり、あなたが海外にいても日本にいる時と同じようにサービスを利用することができるようになります。
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