今回は、モバイルの5G回線において、VPN接続したときにどれぐらいの通信速度でVPNを利用できるかを検証しました。
検証環境
- 検証端末:Android端末
- モバイル回線種別:Y!mobile 5G回線利用(通信速度制限なし)
- 計測時間帯:日曜日 14時〜15時
- VPN非接続時の通信速度:DL 236Mbps, UP 51.7Mbps
- VPNプロトコル:Lightway
検証結果
検証結果としては、モバイル回線にも関わらず大きな通信速度の低下なくVPNを利用することができました。
さすが、ExpressVPNが独自に開発した Lightwayプロトコルを利用しただけあります。
特に日本から地理的にも近い、香港やシンガポールにおいて通信速度が約150Mbpsとなっている点は非常に評価できます。
Server | Download (Mbps) | Upload (Mbps) |
---|---|---|
Guam | 34.6 | 4.68 |
Canada | 10.4 | 9.43 |
New Zealand | 32.3 | 8.48 |
Australia | 138 | 7.05 |
Hong Kong | 163 | 32.0 |
Japan | 144 | 44.4 |
Singapore | 140 | 39.4 |
Thailand | 45.5 | 24.4 |
United Kingdom | 71.2 | 26.7 |
United States | 146 | 21.3 |
ExpressVPNがモバイル回線での利用に最適な理由
ExpressVPNでは、Wireguardプロトコルを独自に改良したプロトコルであるLightwayを採用しております。
これが、Wireguardをさらに改善したものとなっており、特にモバイル回線において回線が瞬断してしまった時や基地局が変わってしまったときに効力を発揮します。
通常は回線が一瞬でも切断されてしまうと、VPN接続の初期化処理が走るのですが、LightwayはあくまでもVPN接続を休止するだけで、インターネット環境に復帰したときには初期化処理なしにそのまま接続できます。
そのため混雑している回線下での利用や、新幹線などの高速移動している状態での利用ではExpressVPNが最強となります。
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