今回は、Chromeブラウザで広告をブロックできる拡張機能を2つ紹介します。
結論
- uBlock OriginかAdblock Plusを選択しておけばOK
- さらにプライバシー保護したい場合は、以下の2つの選択肢もおすすめ
- ブラウザをBraveブラウザに乗り換える
- VPNを活用してネットワークレベルで保護する
おすすめの広告ブロック拡張機能
uBlock Origin
管理人としてはほとんどの人に、uBlock Origin をお勧めします。
細かい設定などすることなく、ただ拡張機能をインストールするだけでほとんどのサイトで広告がブロックされるようになります。
また、拡張機能利用時の不具合発生の可能性も極めて低く、ほとんどのサイトで問題なく動作します。
管理人である私個人としても、uBlock Origin をインストールして使っております。
何よりも、uBlock Origin の特徴として言えるのが、オープンソースコミュニティを主体として開発が行われているということです。
一部の拡張機能は営利企業が開発を行なっており、お金の力学によって一部の広告はブロックされないような仕組みが導入されていることもあります。
その点、uBlock Origin は完全にオープンソースコミュニティが主体で開発しているため、そういったお金の力学に基づく広告表示などが起こりません。
また、寄付なども受けて受けておらず、完全に収益化を前提にしていない開発が行われています。
ただ、Chromeの拡張機能の仕様変更の煽りを受けており、最新のChromeでは完全な広告ブロック機能を利用できなくなっております。
そのため、もしこの拡張機能を利用したい場合は、Braveブラウザなどの仕様変更の影響を最小限にしたWebブラウザの利用をお勧めします。
マニフェストV3のBrave Shieldsへの影響とBraveブラウザでの拡張機能の使用について
Adblock Plus
拡張機能Adblock Plusも非常に歴史が長く、人気のある広告ブロック拡張機能です。
さらに、Chromeの最新版の拡張機能の仕様にも対応しているため、Chromeで利用したい広告ブロック機能を利用したい方には最もお勧めできる拡張機能です。
ほとんどの機能は、uBlock Origin と同じなのですが、一部「Acceptable Ads」という仕組みが導入されてお理、Adblock Plus の開発企業にお金を払った企業の広告については、広告が表示されるようになっております。
設定でオフにすることは可能ですが、uBlock Origin と比較すると、少し商用サービスであるにおいがするものとなっております。
Braveブラウザを利用するのも選択肢
広告ブロックやプライバシーを向上させた状態でWebブラウジングを行う上では、そもそものWebブラウザをChromeから他のブラウザに変更することもお勧めです。
プライバシーセキュリティが強固なWebブラウザのおすすめを3つ紹介 | ChromeとEdgeはNG
どうしてもChromeは、インターネット広告ビジネスを行なっているGoogleが開発しているWebブラウザであるため、プライバシーより利便性が優先されます。
一方、Braveなどのブラウザは、ユーザの利便性とプライバシーの両方を重要視しており、デフォルト機能として広告をブロックする機能や、トラッキングからユーザを保護する機能などが実装されております。
VPN利用も検討の余地あり
広告ブロックだけでなく、プライバシー向上も目的として広告ブロック拡張機能を利用する方は、わわせてVPNの利用も検討する余地があります。
いくら様々なトラッカーの機能を無効化することができても、最終的にはIPアドレスをもとにトラッキングすることが可能です。
特に固定回線を利用している場合、最近の多くの固定回線はIPアドレスがほぼ固定になってしまっているので、サイト管理者は容易にユーザをトラッキングすることが可能です。
それを防ぐために利用されているのがVPNという技術になります。
VPNを利用するとWebサイトとあなたのパソコンの間の通信が、すべて別のPCを経由するようになるため、IPアドレスを隠すことが可能になります。
また、最近のVPNではインターネットの通信レベルで広告をブロックする機能や不審な通信を遮断する機能が搭載されております。
当サイトでは、様々なVPNサービスの通信速度を測定し、リアルタイムで表示し、簡単にVPNを比較検討できるサービスを展開しており、ぜひ参考にされてください。
コメント