VPN速度測定ダッシュボードの仕組みやシステム構成

VPN速度測定ダッシュボードの仕組みやシステム構成について述べます。

仕組み

VPN速度測定ダッシュボードでは、日本・米国・イギリスの世界3カ国にVPN測定用のサーバを利用しております。

日本サーバは、オンプレサーバを測定用サーバとして用いております。

米国・イギリスのサーバは、HostKeyというVPSサービスを用いております。なお、それぞれのインターネット回線は1Gbps以上の回線を用意しているため、生のインターネット環境の帯域が問題にならないようにしております。

VPN速度想定用のサーバでは、90秒おきに各種VPNに接続し、速度測定を行なっております。

速度測定の結果は、データベースに格納し、リアルタイムでフロントエンドから確認で確認できるようになっております。

速度想定には、Cloudflareが提供している速度測定ツール「Speed Test」を利用しています。

VPN種別

現在は、NordVPN・ExpressVPN・ProtonVPNを速度測定対象のサービスとして利用しております。

なお、対象とするVPNサービスについては順次拡大していく予定です。

プロトコル

現在は、OpenVPNをVPN接続プロトコルとして採用しております。

最近は、WireGuardの方が高速なプロトコルとして普及してきているので、どこかのタイミングでWireGuardについても速度測定機能を提供する予定です。

コメント